Profile
L'atelierW
ラトリエ・ドゥブルヴェ主宰
河田 若葉(かわた わかば)
ご訪問いただきありがとうございます。
この度、長年親しんでまいりました お菓子教室 Boudoirーブドワール の名前を改め、L'atelierW-ラトリエ・ドゥブルヴェ(Wakabaのアトリエ)に生まれ変わりました。
お菓子教室をはじめて以来、新しい技術、素材などが登場し、お菓子の世界もかなり変化してまいりました。一方、長年愛され続ける、大事に守っていきたいお菓子もあります。伝統を大事にしながらも現状に慣れすぎず、常にアンテナを張り巡らせ、たくさんの美味しい、そして、美しいお菓子を広めていけるよう、気持ちを新たに再出発させていただきます。
初めてお菓子を作ったのは、小学校の1年生ごろのこと。当時は親の転勤でニューヨークに住んでおりました。そのころのアメリカのお菓子は甘すぎたり、人口着色料が多用されたり・・・母はそのようなお菓子を私に食べさせまいと、近所のご婦人に家庭で作れる菓子を習うようになりました。私はそんな母と一緒に色々作りました。バナナブレッド、ドライフルーツのパウンドケーキ、ブラウニー、キャロットケーキなど。作る前には何度もレシピを読み込んで、出来上がりの味を想像するのが好きでした。
月日は流れ、学生時代。食いしん坊で、凝り性。レシピ本を買ってきては色々挑戦しました。たまたま上手に出来たり、出来なかったり。スポンジがしぼんでしまい、もう一回慎重にやり直したら全く同じ結果に・・・。「この前はキレイに膨らんだのに、なんで~?」嫌になって投げ出しそうになることもしばしば。そのうちお菓子作りから離れていました。
大学卒業後は外資系コンサルティング会社に入社。激務のなか、食べ歩きが唯一の息抜きだった私は通っていたフレンチレストランのシェフに弟子入りを志願し、平日は会社員、休日はレストランを手伝いう代わりに料理を教えてもらうという二重生活をしておりました。そこでたまたまデザートを担当し、フランス菓子の奥深さに開眼。本格的に勉強するために会社を辞め、コルドンブルー東京へ入学しました。
お菓子の「なぜ」の部分が分かってくると、どんどんのめり込んで行きました。なぜスポンジが膨らむのか、なぜチョコレートの口どけが良いのか、なぜ食感が軽いのか、なぜマカロンを全く同じ形に絞れるのか、なぜデコレーションのバランスよく見えるのか・・・今まで自己流で失敗を繰り返し、モヤモヤしてたのが、どれだけすっきりしたことか。その「なぜ」さえわかれば、後はちょっとした「コツ」です。口金を数ミリ上に傾ける、わざと隙間を作って敷きこむ、軽くたたいてみる・・・本では伝えきれないちょっとしたこと。でも仕上がりがぐっと良くなります。そんなちょっとしたコツどんどんお伝えしたい!! 誰でも、美味しく美しいお菓子ができるようになります! 是非一緒にお菓子作り、楽しみましょう!
略歴
東京杉並区生まれ ニューヨーク育ち |
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慶応大学法学部政治学科卒業 |
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1998年 |
コルドンブルー東京校 製菓コース入学 |
1999年 |
コルドンブルーパリ校へ転入、菓子中級卒業後帰国 |
2000年~ |
コルドンブルー東京で出会った友人(弓 陽子)とお菓子教室Boudoir(ブドワール)をはじめる |
2002年 |
コルドンブルーパリ校 菓子上級クラス卒業 菓子ディプロム取得 パティスリーでの修行や地方を旅してお菓子の食べ歩きを経て帰国 帰国後お菓子教室再開 |
2005年~ |
友人が出産・引越しのため一旦休業 講師一人体制で現在の教室の形に落ち着く |
2010年~ |
株式会社エフィームを立ち上げ、教室を法人化する 企業へのレシピ提供、コンサルティング、喫茶店メニュー開発、某玩具メーカーのお菓子デザインなどを手掛ける |
2017年 |
最新の技術を学ぶためにパリのベルエ・コンセイユでプロフェッショナルコース受講 教室名をL'atelierW(ラトリエ・ドゥブルヴェ)と改める |